リチウムイオン電池の寿命を長持ちさせる具体的な方法

長期間スマホやノートパソコンを使用しない場合は、ある程度バッテリー残量を減らし、バッテリーを本体から外した状態で、高温にならない涼しい場所で保管するとよい。例えば、Appleは「ノートブックコンピュータを6か月以上使わない時は、バッテリーを50%充電した状態で保管する方法をお勧めします」とHPで説明している。各メーカーによって、長期保管の場合の説明は若干異なり、いずれが正解とは言いづらいところがある。使用している製品に関する説明書などを確認してみるとよいだろう。

高温状態だとバッテリーの劣化が激しい
フル充電に近いほどバッテリーは劣化しやすい
充電・放電を繰り返すことで劣化していく
ただし、どの程度の充電と放電を繰り返すのかによって大きく影響されるため、単純に充電と放電を繰り返す回数を計測することはあまり意味がない
つまり、残量を考慮することなく「500回使うと60%まで劣化する」というようなことは言えない

たしかに、リチウムイオン電池にはメモリー効果がほぼないことや空にしたままの状態だと過放電になりうるといった観点からは、バッテリーを空にしてから充電したからといって長持ちするとは言えない。

したがって、スマホやノートパソコンの一般的なユーザに対してリチウムイオン電池の寿命を長持ちさせる方法として提示できるのは、「高温ではない状態で、かつ、あまり充電されていない状態で機器を利用する」という方法だ。

とは言うものの、そのような使い方は現実的ではないだろう。ほとんどのユーザにオススメできるのは「外出時は普通に使って、自宅では普通に充電し、会社などでは必要に応じて充電する」という方法だ。身も蓋もない結論だが、要はあまり高熱になるような使い方を避けつつ、適度に充電して、普通にスマホやノートパソコンを使えばよいということだ。

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