バッテリの種類で長持ちのコツが違う

ノートPCのバッテリには、「リチウムイオンバッテリ」と「ニッケル水素バッテリ」があります。
お持ちのノートPCのバッテリパックに貼られているラベルで確認ができます。
それぞれの特性にあわせた使い方をすることで、バッテリの劣化を遅らせることができます。
リチウムイオンバッテリ

ニッケル水素バッテリはできるだけ使いきる

短時間の充放電を繰り返す使用はやめましょう

短時間の充放電イメージ
例えば、80%まで充電して50%まで使用するといった、結果的に充電回数が多くなってしまう使用方法を繰り返すとバッテリの劣化を早めてしまいます。また、例えば80%→50%まで使用した後に、80%まで充電してまた80%→50%まで使用するという使用方法を繰り返した場合、実際にはまだ50%の充電残量があるにもかかわらず、バッテリ切れになってしまうという状態になる場合があります。
この現象は、充放電する範囲を充放電の上限と下限として記憶してしまうような現象であることから「メモリ効果」と呼ばれており、メモリ効果の発生したバッテリは元の状態に復旧しません。
ノートPCのバッテリ

バッテリを外した状態でAC電源のみで使用しない

外したバッテリは自然放電しますので、うっかり長期間パソコン本体から取り外したままにした場合、過放電になり故障の原因にもなります。