バッテリーに寿命がきている?

ノートパソコンの寿命は、一般的な目安として約2年といわれています。ただし、これはあくまで目安であり、もっと早く寿命が来てしまうこともあれば、5年以上問題なく使用できることもあります。

日本の大手メーカー製のノートパソコンには、バッテリーの状態をチェックするソフトウェアがプリインストールされているものがあります。その場合は、ソフトウェア上でバッテリーの劣化具合を調べることができますし、寿命が近くなると「バッテリーを交換してください」と表示されます。

こういったソフトウェアがない場合には、バッテリーの駆動時間や充電時間で判断するしかありません。たとえば、以前はバッテリー駆動で4時間使っても半分くらい残っていたのに、今は1時間で半分になってしまう、あるいは、いくら充電してもなかなかバッテリーが100%にならないといった場合には、劣化している可能性が高いといえます。

ただし、たとえばニッケル水素電池の場合は、完全に放電させて再度充電することで復活することがありますし、リチウムイオン電池の場合には逆に完全放電させるとバッテリーの寿命をさらに縮めてしまう結果になります。まずは自分のノートパソコンに使用されている電池の種類を把握しましょう。なお、2015年現在ではリチウムイオン電池が主流のようです。