コンピューターの中枢を担うCPU

CPUは、メモリーやハードディスクと並んでパソコンの部品としてはよく耳にする言葉です。CPUとは、Central Processing Unitの略。別名:プロセッサー。

車で例えるとエンジン、人間の体で例えると頭脳にあたります。パソコンには必ず搭載されている部品です。

マウス、キーボード、ハードディスク、メモリー、周辺機器などからデータを受け取り、計算・処理・制御・命令などを行います。

CPUそのものは小さいのですが、その働きぶりはパソコン随一です。ですからCPUの性能は、パソコンの性能や値段に大きく関わってきます。

CPUを製造しているメーカーは、Intel(インテル)とAMD(エーエムディー)が有名です。ともに米国の会社です。特にインテルはWindowsやMacなど世界中のパソコンに搭載されています。

CPUの単位はMHz、GHz。1GHzは1000MHz。数字が大きければ、性能も高いといえます。

インテルならPentium(ペンティアム)、Celeron(セレロン)、Core 2 Duo(コアツーデュオ)、Core i(コアアイ)シリーズなどのブランド名です。

AMDならAthlon(アセロン)、Dulon(デュロン)、Sempron(センプロン)、Turion(テュリオン)など。

バッテリーの寿命についてが減っていきます。

バッテリーは、長く使っていると少しずつもち時間(駆動時間)が減っていきます。
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例えば上の図のように、100%まで充電して10時間使用できていたものが、
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このように100% まで充電しても6時間しか使用できなくなります。ACアダプターを接続しての使用が中心の場合でも、この現象は発生します。

おおよその目安として、毎日充放電を繰り返し使用すると、2年ほどでバッテリーの駆動時間が購入時の約半分になります。

* バッテリーの寿命は環境温度、使用状況や使用頻度によって変化します。

上記の記載はあくまでも目安であり、バッテリーの寿命を保証するものではありません。状況によって、さらに寿命が長くなることも、短くなることもあります。

劣化したバッテリーを使い続けると、バッテリー内部の部品が劣化し、安全な使用に支障をきたす場合があります。バッテリーの性能が低下し、駆動時間が短くなった場合は、純正の新しいバッテリーと交換してください。

ノートパソコンのバッテリーの寿命を延ばす方法.

デスクトップパソコンならバッテリーはあまり気になりませんが、持ち運べるノートパソコンでは、バッテリーの駆動時間が気になっている人も多いはず。

そもそもノートパソコンは充電式バッテリー(電池)を利用していますが、使っていくにつれて、溜めておける電気容量が小さくなって劣化していきます。

バッテリーの寿命については、使い方によっても違ってきますが、2年ほど使うと新品製品の半分程度しか充電できなくなるともいわれています。

そこで、以下で紹介している方法でバッテリーをより長持ちさせていくとよいでしょう。

■1.電池を高温にさらさない
ノートパソコンの温度は低めに抑えるようにしましょう。物質は高温になるほど化学変化を起こしやすいため、バッテリーの劣化も進みやすくなり寿命が短くなります。
排気口にほこりが溜まると高温になりやすいので、きちんと掃除しましょう。

■2.できるだけフル充電をさける
100%の充電だとバッテリーの寿命が短くなりやすいといわれています。パソコンによっては、充電を80%までに抑えるモードを用意しているので利用しましょう。

■3.ディスプレイを暗めにする
ディスプレイが明るいと、その分だけ余計にCPUが動くため、バッテリーの消費も多くなります。ただ、輝度を最大限に下げるというわけではありません。パソコンでの操作に支障が出ない程度に暗くしましょう。

■4.定期的にデフラグする
デフラグして断片化を抑えれば、HDDの読み込みが速くなってバッテリーの消費も抑えることができます。ただし、ひんぱんなデフラグはHDDに負担がかかり、HDDの寿命を短くしてしまいます。

■5.メモリを増設する
HDDを利用する仮想メモリを使わないようにすることで、バッテリー消費を抑えることができます。プログラムの動作を高速にするためにもメモリは増設しておくとよいでしょう。

■6.ACアダプター利用時はバッテリーを外す
ACアダプターにつないでパソコンを利用するときは、バッテリーを外しておきましょう。バッテリーをつけたままアダプターから通電すると、充電と放電を繰り返すためバッテリーの容量が低下します。

ただし、突然の停電などが起こった場合、瞬時にパソコンの電源も切れてしまいます。重要な作業をしているときは、データが消えてしまわないようにバッテリーをセットしてから作業してください。

■7.メーカー独自のバッテリー・ユーティリティを利用する
パソコンの機種によっては、バッテリー・ユーティリティなどのソフトがインストールされています。これで定期的にバッテリーのメンテナンスができます。